認知行動療法に基づく「いきいきリハビリノート」を用いた運動促進法講習会

日本運動器疼痛学会 関係各位

一般社団法人 日本運動器疼痛学会 理事長
牛田享宏
「いきいきリハビリノート」講習会 代表
木村慎二

 各位におかれましては、益々御健勝のこととお慶び申し上げます。
 この度、厚生労働科学研究費補助金による「慢性の痛み対策研究事業(牛田研究班)」の一環で、慢性疼痛患者に対する治療法のひとつとして、認知行動療法に基づく「いきいきリハビリノート」を用いた運動促進法講習会を第10回日本運動器疼痛学会で開催させていただきます。本講習会は日本運動器疼痛学会を中心に現在まで、5回開催し、600名近くの医師、理学療法士、作業療法士、看護師、臨床心理士等が参加されました。本治療法は慢性疼痛治療に関して、日整会腰痛診療ガイドラインのエビデンスGrade Aの「運動療法」、「認知行動療法」さらには「小冊子を用いた患者教育」の内容を組み合わせたアプローチです。本講習会は、厚労省への報告のため、参加の事前登録が必要になります。なお、事前登録をされた方には受付時に、「いきいきリハビリノート」、「医療者用マニュアル」「講師スライドレジメ」等を配付いたします。参加希望の方は、事前に別紙の申し込み用紙を記入し、添付ファイルとして、以下のアドレス(jamp10@th.jtb.jp)に送付願います。本治療法は各医療機関の医師とメディカルスタッフが協働して行う治療ですので、医師はもちろん、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、看護師等のメディカルスタッフの参加も大歓迎です。当日の参加申し込みも受け付けますが、資料が不足する場合もありますので、事前申し込みをよろしくお願いいたします。

認知行動療法に基づく「いきいきリハビリノート」を用いた運動促進法講習会案内

1)日時:2017年11月18日(土)17:05から18:15(70分)
  日本運動器疼痛学会 第1日目

2)場所:コラッセふくしま 4階中会議室401

3)受講者:医師及び、理学療法士・作業療法士・看護師・臨床心理士等のメディカルスタッフ

4)講習会講師及びプログラム
  (1)「いきいきリハビリノート」開発の経緯・症例呈示
     木村慎二(新潟大 リハ科)
  (2)認知・情動・行動へのアプローチ:変化を促すために
     細井昌子(九州大 心療内科)
  (3)身体活動・運動を促すためのリハプロセス
     松原貴子(日本福祉大 リハ科)
  (4)ノート終了時期設定・総括・研究説明等
     木村慎二(新潟大 リハ科)

申し込み先:第10回日本運動器疼痛学会 運営事務局
E-mail:jamp10@th.jtb.jp


第9回日本運動器疼痛学会時本講習会(2016年)